ウェブ解析の指標(メトリクス)である「セッション(訪問数)」について理解を深めるために、改めて Google Analytics(GA)と Adobe Analytics(AA)の公式情報を参考にしながらまとめてみました。
セッション(訪問数)とは
ページの閲覧開始〜離脱までの一連の行動回数を指します。英語では Visits または Session と表現されます。
GA:
特定の期間内にウェブサイトで発生した、ユーザーによる一連の操作
AA:
サイト上のすべての訪問者のセッション数
「訪問数(セッション)」が終了する条件
GA、AA 共通:
- 操作しない状態で30分経過した場合
- 午前0時をまたいだ場合
- ブラウザのキャッシュがクリアされた場合
- 別のブラウザおよびデバイスで閲覧を開始した場合
GA:
別の参照元(キャンペーン)から再訪問した場合
AA:
- 12時間以上、30分の間隔を空けずにイメージリクエスト(Webビーコン)が送信された場合
- 訪問終了前に2500件のWebビーコンが送信された場合
- 訪問中に100秒以内に100件を超えるヒットが記録された場合
「訪問数(セッション)」が終了しない条件
AA:
30分未満に
- ブラウザを閉じて再訪問した場合
- 別のネットワークで接続した場合
- ブラウザの別のタブで同じページを訪問した場合
参考リンク
ユニバーサル アナリティクスでのウェブ セッションの算出方法(アナリティクス ヘルプ 公式サイト)
https://support.google.com/analytics/answer/2731565
Adobe Analytics - 訪問数(Adobe Experience League 公式サイト)
https://experienceleague.adobe.com/docs/analytics/components/metrics/visits.html?lang=ja-JP